今日は医学的な写真を掲載します
昨年2009年12月25日 クリスマスの日の手術
8時間の手術でした
実時間は5時間30分(他は麻酔関係の時間です)
基本的に、管理人は臓器を見るのはあまり抵抗がないようです・・・
好きではないのですが・・・・
そもそも、18才ころ「ガングリ」で、左の手首の手術がありました。
手術の日も 一人で来院したのです。
手術台に横になり、手首の部分麻酔です。
先生が「手術を見ますか?見ませんか?」といわれ
「自分の手術だから、自分で見ます・・」と、
見やすいようにベットの頭の位置を決めてもらいました。
先生が「これから切るよ・・」「これが、ガングリエン 脂肪の塊だよ・・」「縫う・・」
フムフム・・・・と、しっかり全部手術を見てましたね・・
今回は、「左の肺」の写真です
「肺腺癌」とかいいたいたような・・
知人が、肺がんの初期で肺の一部を切除しました
「医師からの説明で、本当によく検査で見つかりましたね・・・
普通は見落としても仕方ないような大きさですよ」

黄色の円くらいの大きさでした
ヨーク見ないと判らず
お医者さまから、説明がないとまずわからず・・
「オペの為に、黒く色をつけてあります
検査の時には、色がないのでもっとわかりずらいよ」
ほんとうですよね・・・
先生が、説明が終わり切除した部分をビニールの袋にしまってから、
「あああ・先生 本人に見せたいので、写真撮ってもいいですか???」
せっかくしまった肺を、今一度出してもらいました
デジカメの持ち合わせがなく、携帯電話でパチリ・・画像が不鮮明で申し訳ありません


★ 肺がんのウンチク★
肺癌(はいがん、Lung cancer)とは肺に発生する、上皮細胞由来の悪性腫瘍。90%以上が気管支原性癌 (bronchogenic carcinoma) 、つまり気管・気管支、細気管支あるいは末梢肺由来の癌である。
●●疫学●●WHOの試算では、肺癌による死亡者数は全がん死の17%を占め最も多く、世界中で年間130万人ほどがこの疾患で死亡している。日本では2005年の統計で、全がん死の19%を占め、男性では全がん死の中で最も多く、女性では大腸癌(結腸がんおよび直腸がん)・胃癌に次いで3番目を占めている。
肺癌は喫煙歴がある50才代のグループにもっとも多く見られる。西側諸国では、肺癌は癌患者数の第二位に位置し、男性でも女性でもがん死のトップである。2001年にはおおよそ169,500名の新規肺癌患者が発見され、その内訳は男性が 90,700名、女性が 78,000名である。西側諸国では男性の肺癌死亡率は低下傾向であるが、女性の喫煙者グループの増大とともに肺癌死も増加している。
●原因● 肺癌の発生率は喫煙率と高い相関がある。人々が癌に罹患する四大原因を示すタバコに含まれているような発癌性物質
- 放射線 遺伝的感受性 ウイルス
特に喫煙は肺癌の最大の原因であるため、喫煙抑制を目指した公衆衛生政策が世界中の各国で取られている。各種医学団体も喫煙害抑制の啓蒙活動を行っている。
●喫煙●喫煙は、多くは紙巻タバコであるが、癌の最大の原因とされるため、癌の多くは予防が容易である、と現在の学界では考えられている。欧米では80%の肺癌が喫煙に由来すると見積もられており、紙巻タバコの煙には、ベンゼンなど百以上もの発癌性物質が含まれている。1日の喫煙量が多いほど、また喫煙期間が長いほど肺癌に罹患する可能性は増大する。喫煙を停止すれば、肺の損傷は修復されて着実に発癌の可能性は減少する。尚、喫煙による肺がん罹患の仕組みを岡山大の中村栄三・地球物質科学研究センター長らの研究チームが解明している。ただし、先進国中喫煙率がもっとも高い日本においては、喫煙に由来する肺癌は男性で約68%、女性で約18%と推計されている。一方、欧米諸国では禁煙者が飛躍的に増加しており、肺癌発症率は減少しつつある。
受動喫煙も、非喫煙者の肺癌の原因の多くを占めると確認されている(環境たばこ煙も参照)。1993年に米国環境省 (US Environmental Protection Agency; EPA) は毎年約3000人が受動喫煙により肺癌で死亡していると結論づけている。なお、受動喫煙がもたらす健康障害については、2004年には世界保健機関(WHO)及び英国タバコか健康かに関する科学委員会が、2005年には米国カリフォルニア州環境局が、2006年には米国公衆衛生局長が、それぞれに詳細な報告書を発表しており、学術的に「受動喫煙は科学的根拠を持って健康障害を引き起こすことが示されて論争に終止符が打たれたといえる」と評価されている。
●肺腺癌●肺腺癌(はいせんがん)は、肺の線細胞(気管支の線毛円柱上皮、肺胞上皮、気管支の外分泌腺など)から発生する癌。発生部位は肺末梢側に多い。喫煙とも関連するが、非喫煙者の女性に発生する肺癌は主にこの型である。病理組織学的検査では、がん組織が腺腔構造(管腔構造)を作っていることが特徴的である。血液検査ではCEA(癌胎児性抗原)、SLX(シアリルルイスX抗原)などが腫瘍マーカーとなる。
●細気管支肺胞上皮癌● 細気管支肺胞上皮癌(さいきかんしはいほうじょうひがん、Bronchioloalveolar carcinoma; BAC)は肺腺癌の亜型で、形態学的に細気管支上皮・肺胞上皮に類似した高分化腺癌である。全肺癌の3-4%を占める。他の非小細胞肺癌と比較すると若年者、女性に多く、進行は比較的緩徐で喫煙との関連が薄い
●●病態生理●●肺内の気道粘膜の上皮は、たばこの成分などの、発癌性物質に曝露されると速やかに、小さいながらも変異を生じる。このような曝露が長期間繰り返し起こると、小さな変異が積み重なって大きな傷害となり、遂には組織ががん化するに至る。腫瘍が気管支腔内へ向かって成長すれば気道は閉塞・狭窄(きょうさく)し、場所と程度によってはそれだけで呼吸困難を起こす。気道が完全に閉塞すれば、そこより末梢が無気肺となり、殺菌の排出が阻害されることにより肺炎を生じやすくなる(閉塞性肺炎)。また、腫瘍の血管はもろく出血しやすいため、血痰を喀出するようになる。一方、気管支の外側への腫瘍の成長は、他の臓器に転移するまでは、それ自体による身体的症状を起こしにくい。
●●症状 ●
一般的な症状は、血痰、慢性的な激しい咳、喘鳴(ぜんめい)、胸痛、体重減少、食欲不振、息切れなどであるが、進行するまでは無症状であることが多い。
●●検査
肺癌は、検診等で偶然撮影した、あるいは何か症状があって撮影した胸部レントゲン写真・CTで異常影が認められ、疑われることが多い。肺癌の検査には、胸部異常影が肺癌であるかどうかの確定診断のための検査と、肺癌の病期(広がり)を決定し治療方針を決めるための検査がある。
●腫瘍マーカー ●
CEA、SCC、CYFRA、ProGRP、NSEなど)の高値は癌が存在する可能性を示唆する。また、治療後の効果を推定する補助となり得る。
●喀痰検査●
喀痰細胞診で癌細胞が検出されれば、肺癌の可能性が非常に高い。逆に肺癌があるとき細胞診察検体に癌細胞が出現しないことも多い。
●CT ●
肺腫瘤がスピクラ (spicula) 、胸膜陥入像、ノッチを伴う場合、肺癌の可能性が高い。また肺門・縦隔リンパ節腫大の有無、胸水の有無は肺癌の病期確定に関与する。
●気管支鏡検査 (bronchoscopy) ●
気管支に内視鏡を挿入することで、中枢気管支を観察し、生検を行う。ただし、気管支鏡は太さが4-6 mm 程度あるため挿入できる範囲が限られ、肺癌が肺末梢に存在する場合異常を観察できないことが多い。その場合、経気管支生検 (Transbronchial biopsy; TBB)、経気管支擦過細胞診、気管支洗浄などで肺末梢から検体を採取し、肺癌の確定診断を行う。
また、蛍光気管支鏡(AFB:Autofluorescence Bronchoscopy)や気管支腔内超音波断層法(EBUS:endobronchial ultrasonography)等によって極早期の肺癌の発見が可能となっている。
●経皮肺針生検 ●
CTを撮影しながら針を直接経皮的に肺腫瘤に突き刺し生検を行い、病理的的に確定診断を行う。
●胸水細胞診●
原因不明の胸水がある場合、胸腔穿刺にて胸水検体を採取し、細胞診が行われることがある。
●PET ●
核種で標識したブドウ糖を点滴静注し (18FDG-PET)、その集積をみることで肺腫瘤が癌かどうか、リンパ節および全身に転移がないかどうか推定できる。病期診断に用いる。
●MRI、骨シンチグラフィー●
脳転移や骨転移の有無をみる。病期診断に用いる。
●●治療 ●●
肺癌の中でも小細胞肺癌は他の組織型と生物学的な性格が大きく異なるため、小細胞肺癌とそれ以外の組織型を併せた非小細胞肺癌の二つに大別して治療方法が選択される。
- 小細胞肺癌(Small cell lung cancer:SCLC ―― 肺癌の約20%)
- 非小細胞肺癌(Non-small cell lung cancer:NSCLC ―― 肺癌の約80%)
肺癌の治療はその癌の増殖状態と患者の状況(年齢など)に依存する。普通実施される治療は、外科手術、化学療法そして放射線療法である。また、極めて早期の肺門中心型早期肺癌に対しては、光線力学的治療(PDT)が行われる。
●小細胞肺癌(SCLC) ●
小細胞肺癌は、基本的に発育が早いため、ほとんど発見時には進行性である場合が多い。また、CTなどの画像検査上限局しているように見えても検出できない程度の微少転移が既に存在していることがほとんどである。そのため手術や放射線療法などの局所治療の効果は極めて限定的であり、化学療法が治療の中心となる。治療法の違いにより病期は2つに分類される。
- 限局型 (Limited disease: LD)
stage Ia期(リンパ節、周囲臓器への浸潤及び転移が認められない)に限っては手術療法が検討される。
化学療法(PE療法)と放射線療法を同時併用する。奏功例に対しては再発予防のため放射線全脳照射が行われる。
- 進展型 (Extended disease: ED)
化学療法(以下が主なレジメン)が主な治療となる。
PE療法:シスプラチン+エトポシン
PI療法:シスプラチン+イリニテカン
AMR療法:アムルビシン
初回治療においてはPE療法が標準治療とされている。ただし日本で行われた臨床試験ではPI療法の方が良好な成績であったため、PI療法が使われることが増えてきている。しかし、海外で行われたPI療法の追試ではPE療法と比較して優位性は証明されなかった。
非小細胞肺癌(NSCLC)
非小細胞肺癌では、stageIIIa期までは手術療法が検討される。一方、それ以上の臨床病期では手術の適応となることは乏しく、化学療法、放射線療法が治療の主体となる。(フリー百科事典参照)

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